エンディングノートで注意すべきことと使い方

先日、エンディングノートを購入したことを記事にしました。
（過去の記事　コクヨのエンディングノートを買いました！）
コクヨのエンディングノートはよくできている。
そんな記事だったと思います。

追加記事として、今日はエンディングノートで注意すべきことお伝えします。


エンディングノートを書くうえで、一番注意すべき点は法的効果がないことです。
つまり、相続人はエンディングノートに法的に縛られることがないということになります。

法的な効果を持たせるためには、遺言書の作成が必要です。
遺言書は一定の記載事項が決まっており、その記載がなければ遺言書としては認められません。
そのため、エンディングノートでは法的に効果のある遺言書として認められない可能性が高いのです。


もちろん、このことはコクヨのエンディングノートに書かれています。
ただ、エンディングノートに法的な効果がなくても、その価値は下がるものではありません。
エンディングノートには介護のことや友人の氏名等を記載することができます。
それらは遺言書だけで網羅できない部分だからです。

また、遺言書を書く準備としてのエンディングノートという使い方もあります。


今後はエンディングノートと遺言書をセットで使われていくことが、大切なことになっていくのかもしれません。
ぜひ、エンディングノートと遺言書両方を検討されてみてください (^_^)





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
質問・ご意見・お問い合わせはこちらからお願いします。

きただ司法書士事務所HP　http://www.kitada-office.com/

facebookページ　きただ司法書士事務所