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権利証と実印と印鑑カードは一緒に保管してはいけない [登記(不動産登記・商業登記)]

権利証登記識別情報)は重要な書類です。
土地や建物の登記(名義)を変えるとき、必要になります。
怖い人が「権利証よこせ」と怒鳴るテレビを観て、権利証が大切な書類だと認識した人も多いのではないでしょうか(^_^)


ただ、実際は権利証登記識別情報)だけでは、登記上の名義を変えることはできません。
権利証だけでは盗難などもあり、名義を変える意思を登記所が十分に確認できないからです。


そのため、名義を変えるには権利証のほかに印鑑証明書印鑑カード)と実印の押印が必要になります。
逆に言えば、権利証印鑑証明書印鑑カード)、実印がそろえば登記ができてしまう可能性があるということです。
悪い人が、これら3つを持って登記所に行く。
あまり考えたくありませんが、あり得る話です(>_<)


そのため、この3つを一緒に保管してはいけません
一つの袋に入れておくと、その袋を盗んだ人は登記ができてしまいます。
よって、それぞれを別のところに保管する。
いっきに盗まれないようにする。
そのような防衛手段をとるべきです。


なかなか保管場所を分けるのは大変ですが、財産管理として大切なことだと思います。
権利証(登記識別情報)を持っている方は、ご検討されてはいかがでしょうか(^_^)

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