賃金の仕組みが分かりました〜「ルポ 賃金差別 竹信 三恵子 」 を読んで~ [書評・本の感想]
今日2本目は、最近読んだ「ルポ 賃金差別」についての感想をアップします。
本書は、私が賃金の仕組み、そして差別があることを初めて認識することになった一冊。
タイトルの「差別」がポイントです。
「賃金格差」ではない、「賃金差別」が日本において行われている。
そして、その「差別」が気づかないように仕組化されている。
そんな内容です。
「一般職と総合職」
「家計補助的」労働
「派遣」
などなど。
これらはなぜできたのか。
そして、どのように社会に自然にとけ込んでいったのか。
今もある賃金の差別が明らかにされます。
私は本書を読んで、いろいろな見方が変わりました。
当たり前だと思っている賃金体系を疑うこと。
そのきっかけになる本です。
賃金に対する現状を知りたい方にはお勧めします。
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