相続の話し合いは、相続人同士で。第三者が入ると他の相続人が混乱する傾向があります。 [遺産分割協議・相続の話し合い]
相続の話をするとき誰が話すのか?
それは、意外に難しい問題です。
相続について、いろいろと知っている人が話す。
相続人の中で中心的な人が話す。
亡くなった方と繋がりが強かった相続人が話す。
様々なパターンがあります。
それは事情により異なります。
しかし、その中で最も相続争いになりやすい場合があります。
それが相続人でない人(代理人弁護士を除きます)が出てくる場合です。
つまり、相続人の夫や妻。
相続人の子供。
地元の有力者。
などなど。
相続の話し合いに出てくる相続人以外の人は結構います。
相続人が
「なぜ、あなたと話さないといけないのか?」
「そんなこと言われる筋合いはない」
と気分を害することがあります。。。
近しい人が悩んでいる。
言いたくなる気持ちもわかります。
しかし、事情もわからず、または一方的な話しか聞かず話し合いに参加するのは危険です。
もちろん、弁護士以外は法律的にも代理人にはなれません。
それ以上に、結果相手方の相続人を混乱させ、
余計に話を難しくしてしまう。
そんなことも多く見受けられます。
自分は相続に詳しくない。
時間がない。
そういう方もいらっしゃると思います。
そういった方は弁護士さんに依頼するのも一つの方法ですが、
まずは自分で他の相続人の話を聞いてみる。
専門家に質問や相談をしてみる。
そういったことが必要かと思います。
本来、ご自身で確認し言わなければならないこと。
第三者を入れたことで、揉めてしまった後に後悔しても遅いです。
お気をつけください。
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相続の話の最初は軽く、さらっと [遺産分割協議・相続の話し合い]
当事務所では相続に関する相談を受けることが多いです。
何をすればいいのか?
これから、相続の手続きをどのように進めればいいのか。
どんな点に注意すればいいのか。
いろいろなご相談をいただきます。
ただ、もっとも私が注意してお伝えする点は相続の話し合いにおけることです。
手続きのことは、窓口や専門家に聞けば分かります。
何とかなります。
手伝ってもらえる人がたくさんいます。
しかし、相続の話し合いについては、手伝ってくれる人がほとんどいません。
実際、相続の話し合いを手伝ってくれる人は弁護士さんということになります。
しかし、いきなり弁護士さんを連れて行くと、余計に話し合いが進まない。
相手が警戒してしまう・・・
そんなことも多いです。
もちろん争いになりそうな場合やどうしても自分で話し合いが嫌な場合は、弁護士さんに依頼すべきです。
しかし、一般的に争いになっていない状況で弁護士さんに依頼するのも費用面などで、無駄になる可能性もあります。
ということは、ご自身が相続の話をしなければならないということになります。
ただ、それはそれでハードルが高いと感じることも多いと思います。
しかし、いずれ話をしなければならないこと。
どこかで、意を決してやらなければなりません。
最初は軽く、さらっと。
「相続の手続きについて、どう思ってる?」
くらいでもいいのかもしれません。
相手に話をしてもらう。
相手の考えを確認して、それに乗って話をする。
そのくらいがいいのではないかと思います。
いきなり、「ここの不動産は私に・・・」とかは危険です。
相続の話し合いのスタートは、軽く、さらっと話を聞いてみることから。
ぜひ、参考にされてください。
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相続の準備 [相続の準備]
相続の準備をするにあたり、最も大切なことは何でしょうか。
それは、人間関係を見直すこと。
いざというときに、相続人同士が話し合える状況にしておくこと。
そうしないと、相続が発生してから、いろいろなことを話すことになります。
相続とは財産の承継のこと。
その話をするにしろ、タイミングや内容などについては難しいものがあります。
ある人は、話し合いをするには早すぎる。
ある人は、それぞれの立場を無視し、そんな内容では同意できないと言ったり・・
それは、話し合える準備をしておかなかったことが影響しています。
もちろんご家庭の事情もあり、そのような準備ができるとは限りません。
しかし、やらないよりはやったほうがいい。
少しでもできることがあれば、行動に移しておくことが大切だと思います。
相続(遺言書がない)は結局のところ、話し合い。
お願いされたり、お願いしたり。
その関係性が解決の重要なポイントとなるのは間違いありません。
相続のために仲良くする?
いや、仲良くするまでは必要ありません。
せめて、少しだけでも話せるような関係性を作っておく。
相続人みんなが苦労しないために。
そのために、ちょっとだけでも動いておく。
それが、いざというときの準備になるはずです。
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