相続は意外と時間がかかる。遺言書があれば多少は別ですが・・・ [相続登記]
遺言書がない相続は、意外と時間がかかります。
口座の解約や不動産の名義変更登記において、
亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍を取得しなければなりません。
そのため、遠方に本籍がある方の場合は、その取得だけでも大変です。
(遠方の市町村役場に行くか、郵送にて戸籍取得になります)
また、通常、亡くなられた方の戸籍に死亡の記載がなされるまで、時間がかかります。
つまり、すぐには「年月日死亡」と記載されません。
そのため、亡くなられたからといって、すぐ手続きをすることはできません。
しばらく(市町村によって異なるとは思いますが)期間を経てからの手続きとなります。
このように、戸籍一つをとっても、時間や手間がかかるものです。
他にも市町村役場での手続きもあります。
よって、通常1、2日では終わることはないかと思います。
もちろん、亡くなった方が遺言書を作られていれば、
多少は手間が省略されます。
状況によっては、亡くなった方の戸籍も1通だけ取ればいい場合もあります。
出生から亡くなるまでの戸籍を取るよりも、とても楽です。
もちろん、それでも1、2日で終了することはないと思います。
ただ、遺言書があった方が、はるかに時間の短縮になることは間違いありません。
遺言書を残す理由として、
手続きを簡単にするため
という理由もあります。
争いの防止だけではなく、このような理由も浸透するといいなあと個人的には思います。
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