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相続人みんな合意しているのに、もめてしまう相続 [遺産分割協議・相続の話し合い]



財産の相続の手続きをするにあたり、相続財産を誰のものにするかを決める事が必要となります。


預貯金

不動産(土地・建物)

株式

などなど。




そして、誰かのものにするには、相続人全員の同意が必要になります。





例えば、父親が亡くなったとき、相続の手続きには配偶者(母親)や子供達の同意が必要になります。


そんな状況で、すでに何も言わなくても、相続人全員が誰が相続するかがわかっている事があります。


例えば、あの家には長男は住んでるから、当然長男が相続する。
相続人全員が、そんなふうに思うこともあります。

しかし、それでも、なぜかもめてしまうことがあるのです・・・・




いざ相続の手続きをするときに、長男さんが余計なことを言ったりすると、
とたんに合意が白紙に戻ってしまう・・・

上からの言い方が気に食わないと言って、印鑑を押さない相続人が出てきてしまう・‥・



そんなことが起こり得るのが、相続の手続きです。



本来、(暗黙のうちに)合意していたはずのことが、言い方一つで合意がなしになってしまう。
そして、取り返しのつかないことになる。



暗黙の合意を書面にするときに、慎重にすれば良かった。。。
そう思っても、今更どうしようもない。


それどころか、なぜ、そうなってしまったのか理解されていないこともあります。
長男さんは、不思議でしょうがない。
みんな合意していたじゃないかと。。。

ご自身でも、そのことに気付いていない。
合意に問題があるのではなく、その合意の確認の仕方に問題があった。




合意しているから、当然に印鑑がもらえるわけではないこと。
それを理解していないと、合意しているはずのなのに争いが生じてしまう結果となることもあります。




合意しているから印鑑をもらえるのは当然だけど、
当然にもらえると思ってはいけないのです。



ご注意されてください。






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